週刊ポストの中森・倉田両氏との座談の中で、わしは
こんなことを言った。
「わしは漫画家としてデビューし、『東大一直線』の
連載を始めたとき、読者から絵がヘタすぎると非難
され、評論家から「日本一絵のヘタな漫画家」
「インクのシミ」と評された。
くらたまだって同じじゃないか。
絵がヘタクソでもオリジナリティーがあり、売れた
じゃないか!」
この部分はゲラを見たらカットされてるが、わしは
これこそが小保方さん問題の核心だと思っている。
形式主義(論文)が創造(STAP細胞)の証明ではない!
論文の不備を根拠に、STAP細胞の可能性を潰し、
精神分析医まで動員して小保方さんの人格否定まで
やっているが、狂気の魔女狩りとしか思えない。
福岡在住のまま、プロの原稿も見たことなく、漫画の
描き方も知らないわしが、「少年ジャンプ」でいきなり
連載を始め、ヒットしてしまった。
わしに連載させた当時の「少年ジャンプ」の編集長は、
恐るべき目利きである。(自慢か?)
他の雑誌ではわしはデビュー出来なかっただろう。
官僚主義的、形式主義的な技術批判が、漫画の創作には
何の関係もないのと同様に、たかがネイチャーに投稿
した論文批判など、科学の発明・発見には、
何の関係もない。
わしはそう考えている。
どうせ女に甘くて、振り回されるアホな男としか思われ
ないだろうが、言っておく。